パパイヤの種類


Kapoho Solo (カポホ・ソロ)

洋梨のような形をしたカポホ・ソロは糖度が高く、色は緑黄色で、熟すに従って黄色が強くなります。果肉は濃い黄色で、ピーチメロンのような爽やかな味が自慢です。輸入パパイヤの多くはこの「ソロ種」です。黄色い果肉はねっとりとした食感で甘みがあり、酸味はほとんどありません。熟すにつれて果皮が黄色く変化し、栄養分のカロテンも増えます。一年中安定して輸入されているので、いつでもスーパーなどで購入できるでしょう。

Sunrise (サンライズ)

通称「ストロベリー」パパイヤと呼ばれる人気のある品種です。サンライズは、そばかすのような模様の緑がかった黄色で、熟すと黄色になります。果肉はジューシーで、目に鮮やかな赤オレンジ色です。「サンライズ・ソロ」いう品種で、果肉が赤いのが特徴。パパイヤ独特の香りはソロ種に比べて薄めで、糖度が高めでさっぱりとした口当たりです。出荷量は少なめですが、主にハワイから輸入されています。また近年は宮崎県産のものも増えてきました。


Rainbow (レインボー)

ハワイを代表する品種であるレインボーはパパイヤの天敵ともいえるリングスポットウイルス病に対する遺伝的な抵抗力を備えています。皮は緑黄色が熟すと黄色になり、果肉は黄金色をしています。ハワイ島、オアフ島、カウアイ島などいたるところで栽培されています。

Kamiya (カミヤ)

他の品種より大きく円形に近い形をしていて、オアフ島のみで栽培されます。カミヤは緑黄色の薄皮に濃いオレンジ色の果肉が特徴です。熟しているかどうかは色ではなく、指で押してへこむかどうかで判断します。ハワイの市場限定で販売されています。