アミノ酸の種類と働き

アミノ酸のうち体内で合成できるものは非必須アミノ酸 、
体内で合成できないものは必須アミノ酸と呼ばれます。

アミノ酸とは、タンパク質を作っている最小の成分です。 地球上のあらゆる生命はアミノ酸が作り出すタンパク質から出来ています。通常のタンパク質は、数百個~数千個のアミノ酸が連なり、それらが並ぶ順序と連なる長さによってタンパク質の種類や働きが決定付けられます。そうしたの細胞の一つ一つの遺伝子情報を持つDNAもアミノ酸から作られています。
 自然界にはおよそ500種類ものアミノ酸が存在しています。そのうちヒトの体を構成し、生命の維持に必要とされるのが20種類あります。その20種類のうち、体の中で合成できるのが9種類。残りの9種類は合成できません。この9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」とよばれ、食事から摂取することが不可欠です。

フェニルアラニン

チロシン

アルギニン

グルタミン酸

プロリン

アスパラギン酸